大阪市生野区の自宅に母親とみられる遺体を5年間放置したとして、男が逮捕されました。

逮捕されたのは、大阪市生野区の小名田勝教容疑者で、自宅の2階の一室に、白骨化した遺体を放置した疑いがもたれています。

警察によりますと、今月20日に別のトラブルについて110番通報があり、関係者の小名田容疑者に事情を聞いていたところ、自宅の遺体について供述を始めたということです。

白骨化した遺体は、敷布団の上にあおむけの状態で見つかっていて、小名田容疑者は、遺体は「5年前に死亡した母親のトミ子さん」とした上で、「放置しておくのはいけないと分かっていたが、面倒な気持ちが上回ってしまった」などと話しているという事です。

警察は、遺体の身元確認を進めるとともに、死亡した原因について、調べる方針です。