熊本市電同士の追突事故、7人けが 運転士「ブレーキがきかなかった」
熊本市で25日朝、停留所に止まっていた市電の車両に別の車両が追突する事故があり、7人が軽いけがをしました。
熊本市交通局によりますと、25日午前8時半ごろ、電停に止まっていた車両に後ろから来た車両が衝突しました。2つの車両には、合わせて57人の乗客が乗っていました。
この事故で、乗客6人と運転士1人のあわせて7人が軽いけがをしました。追突した車両の運転士は、熊本市交通局の聞き取りに対して「ブレーキがきかなかった」と話しています。
熊本市交通局によりますと、レールにオイルがついていたということで、どちらかの車両から染み出した可能性があるということです。交通局は、原因究明のため熊本市電を全線運休し、緊急確認を行っています。
最終更新日:2025年3月25日 4:54