即位後初めての国際親善訪問としてインドネシアを訪れている天皇陛下は、ライフワークとしている水に関する施設の視察をされました。

天皇陛下が現地時間18日の午後、訪れられたのは、ジャカルタ首都圏を洪水被害から守るための施設、プルイット排水機場です。老朽化により、河川に流れ込んだ雨水を海に流す機能を失ったため、日本の協力により、改修工事が行われました。

水に関する問題をライフワークとして研究している陛下は、今後の課題を質問するなどして、熱心に視察されました。

視察先近くには、陛下を見ようと人々が集まり、陛下は手を振り、歓迎に応えられていました。皇后さまは、19日は陛下とともにボゴール宮殿での公式行事に臨まれる予定です。