大阪 高齢者施設でオミクロン株クラスター
沖縄県内で、新型コロナウイルスのオミクロン株による「市中感染」とみられる感染者が、初めて確認されました。
沖縄県によりますと28日、新たにオミクロン株の感染が確認された2人のうち1人はアメリカ軍基地の関係者ですが、もう1人の60代の男性は、海外渡航歴や基地との接点がなく、県内初めての感染経路のはっきりしない「市中感染」とみられます。
また岩手県でも28日、初めてオミクロン株の感染が確認されました。釜石市の30代男性で海外から23日に羽田空港に帰国し、車で自宅に戻っていたということです。
一方、大阪府は新たに40代から80代の男女4人について、オミクロン株への感染が確認されたと発表しました。このうち3人は、同じ高齢者施設で先にオミクロン株の感染が確認された患者2人と接触があったということです。この施設での感染者は5人となり、大阪府内で初めてオミクロン株のクラスターとなりました。
このほか、28日は東京でも新たに20代の女性1人のオミクロン株への感染が確認されました。女性は、今月19日にアメリカから入国し、すでに感染が確認された人の濃厚接触者として、宿泊療養施設に入所していました。