東京メトロの全ての駅で、１６日の終電後にゴミ箱が一斉に撤去されることになりました。理由は“セキュリティー強化のため”です。

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東京メトロの駅構内。ゴミ箱の上には、「こちらのゴミ箱は、１月１６日に撤去することとなりました」と、ゴミ箱の撤去を知らせる張り紙が貼られています。

東京メトロによると、セキュリティー強化のため、１６日の終電後に、全駅構内のゴミ箱を一斉に撤去するということです。

ゴミ箱が減る動きに街の人は──

会社員（３０代）
「ちょっと不便だなと思うときもあります」

会社員（５０代）
「全くないとなったら不便だなと、感じることは多々あります」

ゴミ箱がないと不便という意見が聞かれました。

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一方で、新たにゴミ箱を設置している所もあります。

２０２０年から、表参道に３４台設置されているゴミ箱。普通のゴミ箱のように見えますが、ゴミがたまると、自動でゴミを圧縮してくれる“スマートゴミ箱”です。通常の５倍以上のゴミをまとめることができ、太陽光発電で得た電力で動きます。

設置した会社に聞きました。

フォーステック　緒方利菜さん
「タブレット上で、各ゴミ箱にどれくらいゴミがたまっているかというのを確認することができます」

ゴミの蓄積具合を遠隔で把握することもできます。

フォーステック　緒方さん
「ゴミがあふれることがなくなったので、（ゴミ袋の）交換の手間もなくなりまして、街もきれいな状態で保たれています」

１２日時点、東京と埼玉の３地点に設置されていますが、今後、設置場所を広げていきたいということです。