今週は、冬の嵐が長く続きましたが、ようやく峠を越えてきています。

１５日になると、西から高気圧が進んできて、冬型の気圧配置はゆるんでいくでしょう。このため、西から強い風もおさまって、日中の寒さは幾分やわらぎそうです。

北海道は明け方まで猛吹雪のおそれがありますが、日中は弱まっていく見込みです。そのほかの各地も、日本海側の雪は朝までにやむところが多いでしょう。

１５日の夕方までに予想される雪の量は、北海道の多いところで５０センチ、関東甲信で２０センチの見込みです。

１６日になると、日本海に低気圧が進んでくるため、日本海側の天気は早くも下り坂です。西日本は午前中から、東日本や北日本も午後は雨や雪となりますが、大雪や荒れ模様にはならない見込みです。

このように、土日は冬の嵐が一段落となりますが、すでに大雪となっているところは交通障害や路面の凍結などに注意が必要です。除雪中の事故にもお気をつけください。

寒気が抜けるのもつかの間で、来週になると再び強い寒気がやってきます。特に１８日頃は日本海側でまた荒れ模様となるおそれがあります。その後も、日本海側では大雪、晴れる太平洋側も厳しい寒さが戻るでしょう。