はしか感染者を確認 東京都で今年4例目
国内ではしかの感染者が増加する中、東京都で今年4例目の感染者が確認されました。
はしかへの感染が確認されたのは、都内に住む20代の男性で、先月下旬に東南アジアから帰国したということです。
男性は今月10日に発熱の症状が出て、都内の医療機関を受診しましたが、はしかとは診断されませんでした。その3日後の13日に体に発疹が出たため、再び都内の別の医療機関を受診したところ、陽性と確認されたということです。これで、今年都内で確認されたはしかの感染者は4人となりました。
男性は現在、自宅で療養中で、快方に向かっているということですが、都によりますと、周囲に感染させる可能性がある今月10日と12日に、新宿や秋葉原の飲食店を利用していたということです。
都は、はしかは予防接種で防げる病気だとして、ワクチンを接種するよう呼びかけています。