JR3社の新幹線「喫煙ルーム」が来春廃止、非常用ペットボトル飲料水を配備へ すべての新幹線が禁煙に
東海道・山陽・九州新幹線の一部車両に設置されている「喫煙ルーム」が来年春に、すべて廃止されます。
JR東海・西日本・九州の3社は、来年春をもって東海道・山陽・九州新幹線の一部車両に設置されている「喫煙ルーム」をすべて廃止すると発表しました。
各社は、近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下をふまえての判断だとしていて、これで新幹線の車内でたばこを吸うことは一切できなくなります。
喫煙ルームの廃止後のスペースには、災害などへの対応力を強化するため非常用のペットボトル飲料水を配備し、万が一、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合などに乗客に配布するということです。
来年春以降、JR東日本とJR北海道を含め、すべての新幹線が禁煙となります。