折り畳み自転車、段差で前輪破損の恐れ
タイヤのサイズが小さな折り畳み自転車で、道路の段差を乗り越えようとすると前輪が壊れる恐れがあるなどとして、国民生活センターが注意を呼びかけた。
国民生活センターが人形でテストを行ったところ、タイヤの直径が6インチ(=約15センチ)の自転車が、4センチの段差を乗り越えようとすると前輪の付け根が折れたという。調査した中国製の5つの自転車のすべてで、フレームが変形するなど強度に問題があった。このタイプの自転車では、今年5月、50歳代の男性が転んで前歯を6本折るなどの事故が起きている。
国民生活センターは、段差のある道路は走らないように注意を呼びかけるとともに、輸入業者などにも改善策を求めている。