【速報】安倍派・会計責任者に禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決 東京地裁 自民党のパーティー券めぐる政治資金規正法違反事件
自民党の派閥のパーティー券をめぐる裏金事件の裁判で、東京地裁は30日、安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告に対し、禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告は、2022年までの5年間でおよそ6億7000万円のパーティー券収入と、ほぼ同額の支出を、派閥の収支報告書に記載しなかった罪に問われています。
東京地裁は30日、松本被告に対し、禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
松本被告はこれまでの裁判で起訴内容をおおむね認め、1度中止を決定したノルマ超過分のキックバックを再開したことについて、「ある幹部から、『ある議員が還付してほしいと私に言ってきた。還付してほしい』と話があった」などと経緯を説明していました。
また、虚偽記載を続けたことについては、「世の中のみなさまに多大な疑惑を抱かせ、政治不信を招いたことを申し訳なく思います」と謝罪していました。