JR東日本は東京芸術大学と連携し、東京・上野駅にアートの拠点を整備すると発表しました。

JR東日本は東京芸術大学と包括連携協定を結び、アートを軸としたサービスの提供に乗り出します。

大学の最寄り駅である上野駅に「JRE CREATIVE HUB」という拠点を整備し、アートの制作過程を見られる公開型のアトリエをつくるほか、通路の壁に作品を展示し、駅の利用者が購入できるようなサービスも検討しているということです。

駅を交通の拠点だけでなく、暮らしのプラットホームとし、アートの力で地方を創生するほか、アーティストのキャリア支援にもつなげたい考えです。

東京芸術大学の日比野克彦学長は「物理的な移動が鉄道で、気持ちを連れて行ってくれるのが芸術のなせる技。連携し、豊かな生活に貢献したい」と話しています。

JR東日本は、上野駅の拠点を早期に整備したいとしています。