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GWの航空予約状況、回復傾向に

2011年4月23日 0:14

 航空会社各社は22日、ゴールデンウイーク期間の予約状況を発表した。東日本大震災後の自粛ムードの影響が懸念されていたが、予約数は回復傾向にある。

 航空各社によると、国内線の下りのピークは4月29日、上りのピークは5月5日となっている。また、国際線の出国ピークは4月28日と29日。

 「全日空」の国内線は前年比90.4%と落ち込みが見られるが、先月に比べると回復傾向にある。国際線は前年比108.8%と好調。旅行の自粛も懸念されていたが、今年は大型連休をとりやすい暦となっていることもあり、欧州やアジア方面などが人気だという。

 「日本航空」は、国内線・国際線ともに去年の水準と変わりなく、国内線については、震災のあった東北地方へ向かう便の予約率が高くなっている。