原発作業員の労災認定、基準見直しへ
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小宮山厚労相は13日、原子力発電所で働く人の労災認定の基準を見直し、白血病以外のがんについても、今年度中に基準を作ることを明らかにした。
現在、原発の作業員が労災認定を受ける際、急性の放射線障害や白血病、白内障については細かい基準があるが、その他のがんは基準がなく、労災と認めるかどうかは個別に検討している。そのため、厚労省は、大腸がん、胃がん、食道がんについても、最新の研究を基に今年度中に基準を作り、労災の認定作業の迅速化につなげたいとしている。
厚労省は、福島第一原発事故後、被ばくへの関心が高まり、今後、労災申請が増える可能性もあるとみている。