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ダライ・ラマ14世、震災の被災地で法要

2011年11月5日 19:57
ダライ・ラマ14世、震災の被災地で法要

 チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が5日、東日本大震災の犠牲者を供養するため、宮城・石巻市を訪れた。

 ダライ・ラマ14世は、震災の津波で甚大な被害を受けた石巻市にある西光寺を訪れた。寺の本尊に礼拝した後、チベット語でお経を上げ、犠牲になった人たちの冥福を祈った。

 法要の後、ダライ・ラマ14世は、参列した遺族ら約1000人に向かって「私は皆さんの心の痛みや苦しみを分かち合うために来ました。心の力を強く持って故郷をよみがえらせてください」との言葉を贈った。

 ダライ・ラマ14世は、午後からは仙台市内でも法要を行い、犠牲者への冥福を祈った。