JR東海名誉会長・葛西氏お別れの会 菅前首相など政界からも多くの参列者
旧国鉄の分割民営化を推進し、ことし5月に亡くなったJR東海の名誉会長・葛西敬之氏のお別れの会が行われ、菅前首相など政界からも多くの参列者がありました。
葛西氏は、ことし5月間質性肺炎のため81歳で亡くなりました。葛西氏をしのび東京と名古屋の2つの会場でお別れの会が開かれ、JR東海によりますと、東京の会場では、菅前首相や麻生元首相、西村経済産業相、アメリカのエマニュエル駐日大使らが花をたむけました。
葛西氏は、1963年に旧国鉄に入り、巨額の債務を抱えていた国鉄の分割民営化に際して改革の中心的役割を果たしました。
また、JR東海の社長に就任後は東海道新幹線の品川駅開業やリニア中央新幹線の建設に道筋をつけるなど尽力しました。