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狛江市強盗致死“実行役”に懲役25年を求刑

2024年8月29日 17:09
狛江市強盗致死“実行役”に懲役25年を求刑

指示役「ルフィ」らによる一連の強盗事件のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件の裁判で、検察側は、実行役の男に懲役25年を求刑しました。

無職の中西一晟被告は去年1月、仲間と共に、東京・狛江市の住宅に宅配業者を装って侵入し、住人の女性をバールで殴り死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った罪などに問われています。

29日の裁判で、検察側は、中西被告は「事件の口火をきる宅配業者役で、女性を結束バンドで縛るなど、重要な役割を担った」として懲役25年を求刑しました。

一方、弁護側は、バールで殴ったのは別の実行役で「女性を死亡させる暴行は一切していない」として、懲役13年が相当だと主張しました。

中西被告は最後に「お金の誘惑に負けず踏みとどまれていれば事件は起きなかった」と話し謝罪しました。