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実行役の男「自分は一切殴っていない」 狛江市強盗致死

2024年8月27日 17:44
実行役の男「自分は一切殴っていない」 狛江市強盗致死

指示役「ルフィ」らによる一連の強盗事件のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡し実行役の男が強盗致死の罪などに問われている裁判で、27日、男が被告人質問で「自分は殴っていない」と述べました。

無職の中西一晟被告は去年1月、仲間と共に、狛江市の住宅に侵入し住人の当時90歳の女性をバールで殴るなどして死亡させた上、高級腕時計などを奪った罪などに問われています。

27日の裁判では被告人質問が行われ、中西被告は、別の実行役と共に被害者の女性の両手を結束バンドで縛ったものの「自分は女性を一切殴っていない」と話し、別の実行役らが、「金の場所を言わなきゃ殴るぞ」と女性を脅し、「3、2、1」とカウントダウンをしながらバールで殴ったと述べました。

また、犯行の計画段階では、「バールで襲う話は一切なかった」とした上で、強盗に参加した理由については「お金が欲しいという思いがあった」としました。