去年、都内で女子高校生の首を絞めて殺害し、栃木県でレンタカーに遺体を遺棄したなどの罪に問われている男の裁判で、男に懲役24年の判決が言い渡されました。

起訴状などによりますと、安栖達也被告は去年10月、東京・新宿区の駐車場に止めたレンタカーの車内で、千葉県に住む女子高校生の首を絞めて殺害し、栃木県上三川町でレンタカーの車内に遺体を遺棄した罪などに問われています。

これまでに検察側は「『人 首絞めたあと』と事前に携帯で調べるなど計画的な犯行」として懲役28年を求刑し、弁護側は「衝動的な犯行だった」と主張していました。

18日の判決で宇都宮地裁は、「パニックを起こし頭が真っ白になったという証言は信用できず、犯行が突発的だったとは認めがたい」として、被告に懲役24年の判決を言い渡しました。