再び強い寒気が南下している影響で、１７日は日本海側の広い範囲で雪になっている。新潟市でも未明から激しい雪が降り、積雪はこの冬最も多い６２センチを観測した。

　富山県内では１６日夜から断続的に雪が降っていて、特に富山市では１７日になってから雪が約４０センチ積もった。幹線道路では車が徐行運転となり、タイヤが雪にはまって立ち往生する車も目立った。１７日午後４時現在の積雪は、富山市で８４センチ、魚津市で７３センチ、砺波市で６３センチなどとなっている。

　新潟市でも１７日未明から激しい雪が降り、積雪はこの冬最も多い６２センチを観測した。周辺の高速道路は一時通行止めとなり、インターチェンジの前には車の長い列ができた。

　また、新潟空港では１７日午前、滑走路を閉鎖して除雪にあたり、発着便２２便が欠航した。新潟県では１８日朝までに山沿いで最大６０センチ、平地でも最大４０センチの雪が降ると予想されている。