×

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

首都高老朽化 建て替え検討の6路線発表

2012年5月8日 22:36
首都高老朽化 建て替え検討の6路線発表

 首都高速道路の老朽化に伴い、大規模な工事のあり方について話し合う有識者会議は8日、建て替えを検討する6つの路線を発表した。

 全長約300キロメートルにわたる首都高速道路は、老朽化が進み、コストのかかる維持管理を続けるかどうかが課題となっている。

 首都高速道路の調査研究委員会は8日、車の交通量と重量が道路に与えるダメージや、設計基準などから、建て替えの検討を行う6つの路線を抽出して発表した。6つの路線は、都心環状線、1号羽田線、3号渋谷線、4号新宿線、6号向島線、7号小松川線。

 委員会はさらに、これらの路線を72の区間に区切り、損傷の度合いや渋滞の発生状況などを考慮し、建て替えの検討を行う区間として抽出していくという。最終的な方針は年内までに出すとしている。