空舞う百畳敷きの大凧 滋賀・東近江で祭り

百畳敷きの大凧(おおだこ)を揚げる恒例の「大凧まつり」が27日、滋賀・東近江市で行われた。
東近江市の大凧は、江戸時代に子供の誕生を祝って凧を揚げたのが始まりとされていて、国の無形民俗文化財にも指定されている。祭りの最大の見せ場は、縦13メートル、横12メートルの百畳敷きの大凧揚げだ。
合図とともに150人の引き手が一斉に走り出し、4回目の挑戦にして凧が浮きあがると、引き手や見物客から大きな歓声が上がった。空に舞った時間は僅か8秒だったが、引き手らはバンザイして喜んだ。