町で保護の黒い動物…犬?クマ?その正体は
先月末、島根・大田市の道端で黒い動物の赤ちゃんがカラスに襲われているのを近くの住民が発見し、保護した。町では当初、クマではないかと騒ぎになっていたが、動物園に問い合わせたところ、タヌキだということがわかった。
発見された際、赤ちゃんは首から大量に出血するなどケガをしていたが、手当てを受けて回復していったという。赤ちゃんは当初、犬だと思われていたが、徐々に攻撃的な姿も見せるようになり、クマではないかと町は騒ぎになった。
しかし、動物園に問い合わせたところ、目の下の黒い模様などから、クマではなくタヌキだということがわかった。野生動物の飼育は禁止されているため、2~3週間の飼育後、自然に返されるという。