米兵事件の再発防止策、日米両政府が協議

在日アメリカ軍の兵士による事件が相次いでいる沖縄で、日米両政府は28日、事件の再発防止策を話し合うワーキングチームの特別会合を開いた。
デタタ在日米軍沖縄事務所長は「米軍関係者による事件を最小限にするため取り組む機会を歓迎いたします」と述べた。
那覇市で開かれた特別会合には、日米両政府や沖縄のアメリカ軍の他、沖縄県や地元自治体の担当者らが参加した。アメリカ軍側は夜間の外出禁止措置など、これまでに取り組んでいる再発防止策を説明したが、自治体などからは「効果が上がっていない」などの意見が相次いだ。
沖縄では、先月起きた集団性的暴行事件以降も住居侵入など、アメリカ兵による事件や事故が続いていて、地元からは実効性のある対策を求める声が上がっている。