浄水場で水道水から寄生虫 群馬
25日、群馬県の水道水から、家畜などの排せつ物に含まれる寄生虫「ジアルジア」が検出された。感染すれば下痢や腹痛のおそれがあり、県は生水を飲まないよう呼びかけている。
県によると、利根川上流の県央第1水道浄水場で25日、水道水からジアルジアが検出された。感染すれば下痢や腹痛のおそれがあるが、これまでにそうした報告はない。この浄水場は前橋市と高崎市、吉岡町、榛東村に給水しており、県は、水道水は1分以上、煮沸して飲むよう呼びかけている。
県は年に4回、ジアルジアの検査を行っており、去年11月には検出されなかったという。