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アトランティス?ブラジル沖海底に“大陸”

2013年5月7日 21:47
アトランティス?ブラジル沖海底に“大陸”

 日本の潜水調査船が、ブラジル沖の深海でかつての大陸の痕跡を発見したと発表した。

 海洋研究開発機構(=JAMSTEC)によると、大陸の痕跡が見つかったのはブラジル沖約1500キロで、日本の潜水調査船が深さ約900メートルにある海底の台地に、陸地でしか形成されない花こう岩や石英の砂を大量に発見した。

 この海底台地は、広いところで幅が約1000キロあり、かつての大陸が沈んだ痕跡と考えられるという。

 古代ギリシャの哲学者・プラトンは、大西洋にあったというアトランティス大陸伝説について言及しているが、この辺りが沈んだのは人類が生まれるはるか前の約5000万年前と考えられ、プラトンのアトランティスとは関係がなさそうだ。