幅0.055ミリ 「イトカワ」微粒子公開
日本の小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子が、17日からの一般公開に先立ち、神奈川・相模原市立博物館で16日、報道陣に公開された。
微粒子は、はやぶさのカプセルが2010年に地球に帰還した際に持ち帰った。幅わずか0.055ミリほどの大きさだが、光学顕微鏡で実際に観察することができる。
16日は、来年打ち上げ予定の「はやぶさ2」への応援メッセージを届けに来た相模原市内の小学生約80人も一足先に微粒子を観察した。
小学生「(微粒子は)ダイヤモンドのようで、とても美しかったです」「宇宙であんなもの(微粒子)がとれるとは思いませんでした。びっくりしました」
微粒子の一般公開は今回が初めてで、17日から相模原市立博物館と東京・上野の国立科学博物館で行われる。