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800世帯が3日夜も停電のまま 越谷市

2013年9月4日 10:29
800世帯が3日夜も停電のまま 越谷市

 2日に埼玉県と千葉県で被害をもたらした突風について、気象庁は竜巻と断定した。発生から2日目の夜も、埼玉県越谷市では800世帯が停電したまま夜を過ごした。

 調査を行った気象庁は、今回の突風について、竜巻を撮影した住民の映像があることや、被害の痕跡が帯状に多く分布していることなどから「竜巻」と断定した。竜巻の強さについて、6段階の国際的な尺度のうち、上から4番目にあたる「F2」と推定されると発表した。竜巻被害は、さいたま市緑区から茨城県坂東市にかけて約19キロにわたってのびていたという。

 この竜巻により、発生から2日目の3日夜も、越谷市では800軒が停電したままだった。こうした中、越谷市などでは、復旧作業を手伝うためのボランティアの募集や派遣が始まっている。