口永良部島 4日にも停電の復旧作業へ
爆発的噴火から6日目を迎えた鹿児島県屋久島町の口永良部島では、停電のため新岳の観測が一部できなくなっているが、早ければ4日にも復旧作業が行われることになった。
2日に梅雨入りし、3日も厚い雲に覆われている口永良部島では、2日から落雷の影響とみられる停電が続いている。島には新岳を観測するための地震計や監視カメラなどの機器が20台ほど設置されているが、停電で約半分がデータが送れない状況となっている。バッテリーで動いている機器もあるが、このままいけば今週中にも観測ができない状態が予想され、対応が協議されてきた。
屋久島町の荒木町長は3日、天候が回復すれば4日にも九州電力の職員らを島に入れて復旧作業を行いたい考えを示した。