口永良部島の停電 工事関係者が復旧作業へ
爆発的噴火のあった鹿児島・口永良部島で停電により新岳の観測が一部できなくなっている問題で、4日午前、ヘリコプターが新岳の火口の様子を確認するため島へ向かった。確認ができれば、工事関係者などが島に立ち入り、復旧作業を行う。
口永良部島では2日から落雷の影響とみられる停電で地震計や監視カメラなどの約半分がデータを送れなくなっている。先ほど、電力会社の職員を乗せたヘリコプターが火口の様子を確認するため口永良部島へ向かった。
この後、電力会社の作業員などを乗せた船が屋久島を出発する予定で、4日午後1時頃、口永良部島に上陸し復旧作業を始めることになっている。
一方、屋久島町は口永良部島から避難してきた住民に公営住宅などに入居してもらう準備を進めているが、住宅の数が足りないことから仮設住宅の建設を検討している。