中国海警局の船3隻、尖閣諸島周辺の領海に侵入
沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海に24日午後4時前から中国海警局の船3隻が相次いで侵入しました。付近には日本の漁船3隻が航行しています。
海上保安庁によりますと24日午後3時57分ごろから午後4時37分ごろにかけ、尖閣諸島・大正島の周辺の日本の領海に中国海警局の船3隻が相次いで侵入しました。3隻のうち1隻には、砲のようなものが搭載されているということです。
付近には日本の漁船3隻が航行していて、中国海警局の船が近づこうとする動きをみせたということです。
海上保安庁の巡視船が中国海警局の船に対し、領海からの退去要求や進路規制を繰り返し行い、日本の船舶の安全を確保しています。
尖閣諸島周辺で中国海警局の船による領海侵入が確認されたのは、今月19日以来でことしに入って16件目となります。