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北陸新幹線“長野~金沢”レール締結式

2014年5月24日 21:54
北陸新幹線“長野~金沢”レール締結式

 来年3月に開業が予定される北陸新幹線の長野~金沢間でレールを敷く工事が終わり、富山駅で24日、締結式が行われた。

 締結式は、建設中の北陸新幹線・富山駅のホームで行われ、工事を進めている鉄道建設・運輸施設整備支援機構のほか、石井知事や沿線自治体の関係者、国会議員など約100人が出席した。

 式では、出席者約60人が軌道の上に立ち、合図とともにレールを固定するボルトをレンチで一斉に締めていった。

 レールを敷く工事は平成22年12月、長野県の飯山トンネルで、工事用のレールの設置から進められ、開業している東京~長野間とあわせて全長約454キロが1本につながった。そして、工事用の車両が締結されたレールの上を走って、通り初めをした。

 北陸新幹線の長野~金沢間は、来年3月に開業する予定。

 県内に設置される3つの駅も秋の完成に向けて工事が進められ、試験走行は8月上旬に黒部宇奈月温泉駅と金沢駅の間で始まる予定となっている。