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口永良部島・新岳34年ぶり噴火 鹿児島

2014年8月3日 17:26

 3日昼過ぎ、鹿児島県屋久島の西にある活火山、口永良部島の新岳が噴火し、噴煙の高さが一時800メートルを超えた。新岳で噴火が起きたのは約34年ぶりで、気象庁は噴火警戒レベルを1から3に引き上げて噴石などに警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、口永良部島の新岳では午後0時24分頃、噴火が起き、灰色の噴煙が一時火口から800メートル以上、上がったという。口永良部島で噴火が起きたのは、1980年9月28日以来約34年ぶり。気象庁では今後、噴火活動がさらに活発化する恐れがあるとして、5段階の噴火警戒レベルをこれまでの1から、入山規制が必要なレベル3に引き上げた。

 火口から2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石が飛ぶ恐れがあり、気象庁は警戒を呼びかけている。