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兵庫県議会、条例改正案を可決 政活費減額

2014年9月22日 15:12
兵庫県議会、条例改正案を可決 政活費減額

 兵庫県議会の9月議会が22日に開会し、政務活動費の減額などを盛り込んだ条例改正案が可決・成立した。

 22日午前11時に開会した議会では、政務活動費を1割削減し月額45万円とすることや、第三者によるチェック機関の設置などを盛り込んだ条例改正案が提出された。

 兵庫県議会では、辞職した野々村竜太郎元県議が、警察の任意の事情聴取に対し、出張費の架空計上など受け取った政務活動費の大半を議員活動に使わなかったことなどを認めている。また、他の議員についても、切手の大量購入や領収書の偽造、視察の際の宿泊代など、政務活動費の不透明な支出が指摘されている。

 条例改正案は、22日の本会議で賛成多数で可決された。来月1日に施行される予定。