弁当の路上販売、規制強化を決定 東京都
オフィス街などでの弁当の路上販売について、東京都は事業者を現在の届け出制から許可制にするなど、規制を強化することを決めた。
中央区や新宿区といったオフィス街などでの弁当の路上販売を巡っては、食中毒の発生が懸念されるなど衛生上の問題が指摘されていた。東京都は、規制の在り方を検討していたが、衛生管理を徹底するため条例を改正し、規制を強化することを決めた。具体的には事業者を現在の届け出制から許可制に改める他、保冷剤などで温度管理ができる保冷容器を使うことや所定の講習を受けた食品衛生の責任者を置くことを義務づけるという。
違反すると営業停止など行政処分の対象になるということで、東京都は条例の改正案を来年2月の都議会に提出する予定。