救助隊などが山小屋に到着 御嶽山噴火
27日に噴火した長野と岐阜の県境にある御嶽山は、一夜明けた28日朝も噴火が続いているとみられる。
28日午前4時半頃、山岳救助隊や災害時に派遣される医療チーム「DMAT」など計25人が、取り残されている登山者などを救出するため、岐阜・下呂市の小坂登山口を出発した。取り残された登山者や管理人などは35人で、山頂近くの五の池小屋で一夜を明かしていて、一部の救助隊は、既にこの小屋に到着したという。
登山者のうち、40歳前後の女性1人は鎖骨が折れていて、骨折した部位の出血が激しく、危険な状態だということで、他にも6人が重軽傷を負っている。
また、28日午前6時過ぎに、ケガをしていない登山者ら6人が小屋を出発、自力で下山を開始している。