御嶽山の開山式 山荘にヘルメット対策も
去年9月の噴火で戦後最悪の火山災害となった御嶽山の開山式が、麓の長野県王滝村で行われた。
開山式には長野県木曽町と王滝村の観光関係者など約150人が出席した。毎年7月1日に行われている開山式だが、今回は去年の噴火災害を受けて例年に比べてつつましく執り行われた。
木曽町側では1日、8合目まで規制が緩和されたほか、岐阜県側でも9合目の五の池小屋の周辺まで登ることができるようになった。木曽町では、8合目にある山荘にマスクやヘルメットを置くなど対策をとった。