制限範囲を縮小…御嶽山で山開き式 岐阜
去年9月に噴火した御嶽山について、岐阜県下呂市では7日、山開き式が行われ、下呂市は、立ち入りを制限している範囲を縮小した。
山開き式が行われたのは御嶽山のふもと、下呂市にある小坂登山口で、7日午前、安全を祈願する神事などが行われ、下呂市長らが参加した。
死者57人、行方不明者6人。参加者全員が黙とうをささげた。その後、小坂登山口の立ち入り制限が解除され、登山口から約700メートル先の仙人橋の手前まで登ることができるようになった。
気象庁によると、御嶽山の火山活動は低下してきていて、下呂市では、早ければ今月下旬にも御嶽山の火口から約2キロ離れた「五の池小屋」まで登山ができるよう準備を進めている。