発熱男性への対応 厚労相“段取り通り”
アフリカのリベリアへの渡航歴があり、羽田空港で発熱を訴えた40代の男性について、厚生労働省は検査の結果、男性はエボラ出血熱には感染していなかったと発表した。厚労省は念のため、経過観察を続けるという。
塩崎厚労相は28日、閣議後の会見で、今回の対応について「準備していた段取り通りだった」との認識を示した。
塩崎厚労相「いろんなケースを想定して対応を、準備をしておりましたけど、今回羽田に入ってこられた方に疑いがあったというわけですが、対応については準備の段取り通りではなかったかなと思っています」
塩崎厚労相は「羽田空港の検疫で確認した後の対応から検体の搬送まで、大変スムーズにいった」と述べ、警察などとの連携がうまくいったと評価した。
厚労省は、28日夕方、エボラ出血熱等対策推進本部を立ちあげるなどして対応をさらに強化する方針。