モノレールが脚立に衝突…最大10時間不通
大阪府北部を走る「大阪モノレール」で28日朝、回送電車が工事用の脚立に衝突する事故があり、通勤・通学に大きな影響が出た。
28日午前5時半頃、大阪モノレールの南摂津駅付近で、回送電車の運転士が軌道上に立てかけられた脚立を発見、急ブレーキをかけたが、間に合わず衝突した。その後、車両から出火、消防が出動し、約50分後に火は消し止められた。脚立は夜間の塗装工事で使わたもので、軌道上に置き忘れられたものとみられている。乗客は乗っておらず、運転士にケガはなかったが、大阪モノレールは最大で10時間、運転を見合わせるなど、通勤・通学ラッシュを直撃した。
モノレールを運行する大阪高速鉄道は、「安全運行はもちろんのこと、今後、こういったことがないように安全確認を徹底していきたい」とコメントしている。