全国初LED信号の20年記念プレート設置
徳島県徳島市の県警本部前の交差点に全国初のLED(=発光ダイオード)信号が設置されて20年が経過したことから、10日、記念のプレートが取り付けられた。
記念式典には、警察関係者ら10人余りが出席し、県警の澤口光資郎・交通部長が「LED信号機は徳島の財産。全国、さらに世界に交通安全のメッセージを発信したい」とあいさつした。この後、県警本部前の交差点にある車両用信号の制御機に記念のプレートが取り付けられた。この交差点にある2つの信号機は、1994年10月に全国で初めてLED化されたもの。
徳島大学出身の中村修二さんのノーベル賞受賞決定にあわせてプレートの設置が決まった。LEDは寿命が長く、この信号機も設置以降一度も取り換えることなく稼働しているという。県警によると、今年3月末までに県内の信号機の61.5%がLED化されている。