警視庁は２０日から年末年始の特別警戒をスタートさせ、警視総監と副総監が都内の繁華街をパトロールした。

　２２日午後、新宿・歌舞伎町では高綱直良警視総監が街頭での警戒活動を視察し、警察官や地域のボランティアらを激励した。高綱警視総監は歌舞伎町の情勢について、「ぼったくりやこん睡強盗の被害が発生しており、引き続き対策を継続していく必要がある」とした上で、「首都・東京の治安確保に全力を尽くす」とコメントしている。

　一方、六本木では、種谷良二副総監が巡視を行った。年末年始は強盗やすりなどの犯罪が増加する傾向にあるため、警視庁は来月３日まで、繁華街や初詣などでにぎわう場所を中心に、特別警戒にあたる。