「Xバンドレーダー」の本格運用を開始
京都府京丹後市のアメリカ軍基地に配備された弾道ミサイルを探知できる「Xバンドレーダー」の本格運用が、26日から始まった。アメリカ軍は、最大160人態勢で任務にあたるという。
防衛省は26日、京都府京丹後市のアメリカ軍基地に配備されたXバンドレーダーの本格運用を始めたと発表した。このレーダーは、今年10月に搬入された弾道ミサイルを探知、追尾できる高性能レーダーで、北朝鮮に対応するための配備とされている。
一方、周辺住民らからは、アメリカ軍関係者による車の交通事故がすでに6件起きていることや、レーダーを動かす発電機の騒音への苦情が相次いでいる。
今後、アメリカ軍は、最大160人態勢で任務にあたるという。