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自殺者数は5年連続減 減少、全世代で

2015年1月15日 16:51

 去年、全国で自殺した人は2万5374人で、5年連続で減少したことがわかった。

 警察庁によると、全国で去年1年間に自殺した人は、男性が1万7354人、女性が8020人で、合わせて2万5374人だった。これは2013年に比べ1909人少なく、5年連続の減少、3年続けて3万人を下回った。

 内閣府が11月末までの2万3579人について分析したところ、年齢別では60代が最も多く、前年同期比では全世代で減少した。原因・動機別では、うつ病など「健康問題」が1万1870人で最も多く、次いで、生活苦や借金など「経済・生活問題」が3791人と続いているが、この「経済・生活問題」は2013年に比べて12%減少しており、改善している。