若い男性の自殺 午前0時頃が最多~内閣府
22日に内閣府が自殺対策白書を発表し、若い男性が自殺に追い込まれる時間帯は午前0時頃が最も多いことが明らかになった。
内閣府が40年間のデータを分析した結果、40歳未満の男性が自殺したとみられる時間帯は、午前0時頃が最も多かったという。内閣府は理由について、「若い人がうつ状態になると眠れなくなることが多く、家族が寝静まった頃に自殺を図ってしまうのではないか」という専門家の見方を紹介している。また、18歳以下の自殺は、9月1日が最も多く、次いで4月10日前後、5月の連休明けと、学校の長期休みの直後に増える傾向があることがわかった。
内閣府は、深夜の電話相談の充実や長期休みの後半に子どもの変化を把握するなどの対策が必要だとしている。