朝鮮総連再び建物使用か 落札会社が転売へ
朝鮮総連中央本部を落札した香川県の不動産投資会社が、山形県の会社に転売する見通しであることが分かった。山形の会社は、朝鮮総連が建物を使用することを認める意向だという。
関係者によると、朝鮮総連本部の所有権を持つ香川県の「マルナカホールディングス」は、今月中にも山形県の不動産会社に売却する方向で交渉を進めているという。落札額は22億円あまりだったが、売却額は約40億円となる見通し。
今回の転売は、朝鮮総連側と親交のある元国会議員が仲介しているとみられ、山形の会社は購入後、朝鮮総連と賃貸契約を結び、建物の使用を認める意向だという。