イチゴから基準値超える農薬 栃木
栃木県は、真岡市の農家が出荷したイチゴから基準値を超える農薬が検出されたと発表した。
基準値を超える農薬が検出されたのは真岡市内の農家が出荷したイチゴ「とちおとめ」。先月26日に県が市内の「道の駅にのみや」で販売されていた、この農家が出荷したイチゴを検査したところ、農薬の「ホスチアゼート」が基準値の0.05PPMを超える0.07PPM検出されたという。
この農家は、去年11月26日から市内の道の駅やJAに、あわせて約600キロのイチゴを出荷したということだが、県はJAなどに回収するよう命令し、現在、この農家が出荷したイチゴは販売されていないという。
県によるとこれまでに健康被害の情報はなく、検出された「ホスチアゼート」の量では健康に影響が出る可能性は極めて低いという。