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三陸沖が震源 岩手県で20cmの津波観測

2015年2月17日 10:28
三陸沖が震源 岩手県で20cmの津波観測

 17日午前8時過ぎ、三陸沖を震源とする最大震度4の地震があり、これまでに岩手県で20センチの津波を観測した。気象庁は、岩手県沿岸に津波注意報を出して海岸などに近づかないよう呼びかけた。午前10時20分、気象庁は津波注意報をすべて解除した。

 気象庁によると17日午前8時6分頃、青森、岩手、宮城、秋田県で震度4の揺れを観測する地震があった。この地震は東日本大震災の余震の1つで、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定される。

 気象庁は、地震直後に岩手県の沿岸に津波注意報を発表したが、これまでに岩手県の久慈港で20センチの津波を観測し、潮位は更に上昇しているという。また、宮古と釜石でも数センチから10センチの津波が観測されている。

 気象庁は津波注意報が出ている沿岸では海岸や川の河口近くに近づかないよう、注意を呼びかけた。