鳥島近海でM5.9の地震 津波注意報発表
3日午前1時51分頃、鳥島近海を震源とするマグニチュード5.9の地震があり、気象庁は伊豆諸島と小笠原諸島の沿岸に津波注意報を発表した。3日午前3時までに八丈島で50センチなどの津波を観測している。
気象庁によると、3日午前1時51分頃、鳥島の近海を震源とする地震があり、伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表した。予想される津波の高さはいずれも1メートル。すでに伊豆諸島では津波が観測されている。八丈島八重根で午前2時35分に50センチの津波を観測した。神津島港では午前3時30分に30センチの津波を観測したが、潮位はさらに上昇している。また、三宅島阿古と三宅島坪田で20センチ、伊豆大島岡田でも午前3時17分に10センチの津波を観測した。気象庁は、津波注意報が発表されている地域では海岸から離れるように呼びかけている。
気象庁によると、地震が起きたのは3日午前1時51分頃。震源地は鳥島近海で、地震の規模を示すマグニチュードは5.9。この地震では震度1以上の揺れを観測した地点はなかった。