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家康の「しかみ像」 立体模型がお披露目

2015年2月20日 21:58
家康の「しかみ像」 立体模型がお披露目

 徳川家康が合戦で敗れた時、苦渋の表情をした自分の姿を描かせ、戒めとしたとされる絵「しかみ像」の立体模型が制作され、静岡県浜松市の博物館でお披露目された。

 「しかみ像」は、家康が三方ヶ原の合戦で武田信玄に敗れ、浜松城に逃げ帰った後、この時の戒めとして苦渋の表情をした自身の姿を描かせたもので、生涯にわたって自分の側に置いたといわれている。

 しかみ像の立体模型は、身長が159センチだったといわれる家康と等身大で作られ、烏帽子(えぼし)に小具足で草履を履いた姿が再現された。

 「立体しかみ像」は5月6日まで浜松市博物館で展示される。