チュニジア博物館襲撃 モロッコ人の男逮捕
日本人3人を含む22人が死亡したチュニジアの博物館襲撃事件で、事件に関わったとみられるモロッコ人の男が19日、イタリア北部で逮捕された。
この事件は3月、チュニジアの観光名所・国立バルドー博物館に武装した男が押し入り日本人3人を含む22人が死亡したもの。実行犯の男2人が現場で警察に撃たれ死亡したが、イタリアの捜査当局は事件に関わったとみられるモロッコ人・アブデルマジド容疑者(22)を19日、ミラノ郊外で逮捕したと発表した。
イタリアのアンサ通信によると、男は襲撃の計画と実行に関わったということだが、具体的にどのような役割を担ったかは明らかにされていない。自宅からは武器が見つかったということで、当局が調べを進めている。